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診療科・部門案内

CT検査を受けられる方へ

注意事項

  • 検査当日に急用等で検査が受けられない場合は、必ず当日の予約時刻までに連絡して下さい。
  • 緊急検査などにより、検査時間が多少遅れる場合があります。
  • CT検査とは、X線を用いて断層画像を得る精密検査です。
  • 検査は10~30分程度で終了します。(冠動脈CTは除く。)
  • 腹部の検査予約の方で検査が午前の方は 朝食を摂らずにおいで下さい。
    午後の方は 昼食を摂らずにおいで下さい。
    高血圧などの定期投薬のある方は薬を飲んできてください。(糖尿病薬は除く)
  • 金属のついている衣類・ネックレス・ホッカイロ・ヘアピン・イヤリング・ウィッグ などは外していただきます。
  • ペースメーカーを体内に埋め込まれている方は、検査当日ペースメーカー手帳をお持ちください。
  • 妊娠中、もしくは妊娠の可能性がある方はお申し出ください。
  • 検査後は普段通りの生活を送ってください。特に制限はございません。

造影剤を使用される方へ

造影剤を使用してCT検査を行うことにより、組織における血液の流れ・分布といった要素が加味され、極めて高い情報量を得ることができます。造影CT検査は主治医が全身状態に心配がなく、かつ診断上必要とした場合に行われます。
逆に造影剤を使用しないCT検査(単純CT検査)では、必要な情報を十分に得ることができないこともあります。ただし造影剤注入によるCT検査では極めて低頻度ながら副作用を生じる可能性があります。

副作用について

造影剤の注入による副作用は、基本的にはヨード(ヨウ素)による過敏症です。造影剤注入してすぐのもの(即時型)と検査終了後30分~48時間におきるもの(遅延型)とに分かれます。
これらのほとんどの副作用は一過性で身体に危険のないものです。即時型のものには、発疹・皮膚掻痒・顔面紅潮・嘔気・嘔吐・腹痛・熱感・咳等があります(発生頻度は約3%ほどです。)
遅延型のものには、頭痛・発疹・皮膚掻痒・じんま疹・浮腫・悪心・嘔吐・腹痛・めまい・全身倦怠感 ・ふるえ・動悸等があります。(発生頻度は約8%ほどです。)
ごくまれにですが、ショック・呼吸困難・血圧低下・意識消失等の重篤な副作用を生じる可能性があります。(発生頻度は0.05%以下です)。これらの症状が生じた場合には、緊急かつ迅速に対応させていただきます。場合によっては、入院加療を必要とすることもあります。
死亡に至る副作用は30万人~40万人に1人の確率で起きています。

造影CT検査を受ける前の注意事項

  • 造影剤を使用する方で検査が午前の方は 朝食を摂らずにおいでください。
  • 午後の方は 昼食を摂らずにおいでください。
  • また検査前に水・お茶などを300ml程度飲んでください。(禁:乳製品)
  • 糖尿病薬を内服中の方は、検査当日は服用を止めて下さい。
  • 他の内服薬は、医師の指示がない限り普段通り内服して頂いて結構です。

※次のような方は必ず事前に医師・看護師・放射線技師にお知らせください。

  • 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
  • 現在授乳中の方
  • 心疾患の既往、腎臓に障害のある方。
  • 過去に造影検査で副作用のあった方。
  • 気管支喘息やじんま疹等の出やすい体質の方。
  • 重症の甲状腺疾患の方。