院内がん登録は、「がん登録等の推進に関する法律」において、がん医療の提供を行う病院はそのがん医療の状況を的確に把握するため、診療が行われたがんの罹患・診療・転帰等に関する詳細な情報を記録し、保存をしています。これらのデータは毎年、医療の実態把握のため国立がん研究センターに提出しています。
通常、臨床研究を実施する際には文書もしくは口頭で説明・同意を得て実施します。ただし、臨床研究のうち患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や余った検体のみを用いる研究については、研究目的等の情報を公開することで患者さまから直接同意を得る必要はないとされております。このような手法を「オプトアウト」と言います。
当院でもがんと診断された患者さまの基礎的なデータを集積し、個人が識別できない状態のデータとして国立がん研究センターにデータを提出(オプトアウト)していますが、その二次的利用については拒否の機会が提供されています。
研究への希望をされない方は 診療情報管理室 までお知らせください。
※オプトアウトの申出されたことによる、患者さまの診療に影響することはありません。