□ 薬剤の臨床効果発現時間

  10〜20分  第1世代抗ヒスタミン薬
  1〜2日  局所ステロイド薬
  2〜3日  全身ステロイド薬
  約1週  点鼻抗アレルギー薬
  約2週  経口ケミカルメディエーター遊離抑制薬

 経口第2世代抗ヒスタミン薬

 抗ロイコトリエン薬

  約4週  抗トロンボキサンA2

 臨床経験から、通年性アレルギー性鼻炎に対して十分に効果が得られる期間を示したものであり、実際の効果発現はもう少し短時間である。また薬剤によっても異なる。

 第1世代抗ヒスタミン薬は臨床経験がないため、作用開始時間を示しており、十分な効果発現時間は不明である。