手術      ※当院では未実施。     

 手術療法の第一の目的は、鼻閉の改善にある。適応は保存的療法で改善がみられず、血管収縮点鼻薬に対する反応が悪いものである。頑固ま鼻漏に対してはvidian神経切断術があるが、合併症を避けるために、鼻内後鼻神経切断術が考案されている。

 1.鼻粘膜の縮小と変調を目的と下手術

 電気凝固法、凍結手術、レーザー手術法、80%トリクロール酢酸塗布。レーザー手術は表面をレーザー光で蒸散するもの(CO2)、深層まで蒸散させる物(YAG、半導体、KTP/532)、名称は同じでも操作、器具、目的が異なるものを含んでいる。

 

 2.鼻腔通気度の改善を目的とした鼻腔整復術

 粘膜下下鼻甲介骨切除術、下鼻甲介粘膜切除術、鼻中隔矯正術、下鼻甲介粘膜広範切除術、鼻茸切除術

 

 3.鼻漏の改善を目的とした手術

 idian神経切断術、後鼻神経切断術