今回は、『MRI検査の全体の流れについて』説明します。
●MRI検査
当院では1.5T（テスラ）のMRI装置を使用しています。
MRI検査は中心に穴のあいた大きな磁石によって行われます。
この大きな磁石の中に入り、電波を検査部位に当てる事によって身体の中の様子を画像化する検査です。
●検査を受けるにあたっての注意事項
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■検査時には『トントン』『ビョーンビョーン』と大きな音が出るため、耳栓またはヘッドホンを着用していただきます。 |
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■小児の検査では「眠くなる薬」を使用することがあります。 |
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■服用中のお薬がありましたら、担当医から言われない限り通常どおりに服用して下さい。 |
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■検査の内容によっては、食事を控えていただくことがあります。予約時に技師または看護師が説明いたします。 |
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■次にあてはまる方は検査ができない場合もありますので、検査前に必ず担当医または担当技師に知らせて下さい。 |
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◆ 心臓ペースメーカを装着されている方 |
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◆ 体内に金属がある方 |
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◆ 妊娠中の方 |
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◆ 閉所恐怖症など狭い所が苦手な方 |
●検査当日の準備
初めに記載したようにこの検査は強力な磁石の中に入って検査をします。 検査室内に金属類を持ち込みますと、磁石に引き寄せられて飛んでしまったり、時計や磁気カード（銀行のカードなど）は使用できなくなりますので御注意ください。
取り外す事のできる金属（金属を含む物）はすべて外して検査を受けて下さい。
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入れ歯 |
■磁気カード |
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時計 |
■ネックレス |
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眼鏡 |
■ピアス／イアリング |
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携帯電話 |
■ベルト
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ヘアピン |
■カイロ／湿布／エレキバン |
また、上記以外にも検査に影響が出ると思われるものは、外していただく場合があります。
●検査中のお願い
ほとんどの検査は仰向けに寝た状態で行います。
この検査はとても動きに弱く、動いていると検査ができない場合もありますので、楽な姿勢をとった状態で検査部位を固定いたします。
検査中に気分が悪くなってしまっても、担当技師とマイクを通して話しができますので御安心下さい。
● 検査結果
結果は担当医が説明いたします。指定された日時に御来院ください。
〜次回は「頭部の検診『脳ドック』について」を予定しています〜
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