現代医学に欠かせないものに画像診断があります。
画像診断とは何かというと文字どおり画像(写真)を診ることで、内視鏡写真、超音波画像、X線写真、デジタル画像装置(CR:コンピューターラジオグラフィー、CT:コンピューター断層装置、MRI:磁気共鳴画像装置、DSA:ディジタルサブトラクション血管造影装置、etc)等があります。その何れもが人体の内側を見るべく考えられた装置で撮影しており、外からでは解らない体の内部の情報を画像化して診断出来るようになっています。
画像診断に使うほとんどの装置が放射線部門に設置してあるため、放射線科と呼ばずに画像診断部などと呼ぶ施設も増えてきました。昔はレントゲン科(Wilhelm
Conrad Roentgen:1895年にX線を発見し1917年、第一回ノーベル物理学賞を受賞した偉大な科学者です)と呼ぶ施設も多くありました。
画像検査にはいろいろな診断装置を使用するわけですが、それぞれに特徴があり診断には消去法を採用していることが多いため、何か一つ検査をすればそれで完了ということにはならずお互いの短所を補いつつ検査をすすめています。例えば超音波検査で内臓に腫瘤が見つかった場合、CTやMRIでさらに詳しく調べて最適な治療方法を探すことになります。
当院のCTは処理能力が高いため、予約が必要となることは殆どありません(当日検査可能です)が、MRIは検査所要時間が30~60分と長いため、一日に可能な検査数が限られていますので通常は予約で検査をすることになります。詳しくはそれぞれのタイトルをクリックして内容を確認して下さい。
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